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画像提供:福岡市美術館 / DNPartcom
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コレクションNo.
FAM4XBX172X7
作品No.
4-B-172
画像No.
4-B-172_7
作品名
百流之絵鑑
作家名
狩野昌運(1637-1702)
分類
絵画
年代
江戸時代
材質・形状
絹本着色・折本装
寸法
縦24.4 横25.2他
所蔵先
福岡市美術館
画像データ
2.2MB
解説
中国の宋、元、明代の画家の名をそれぞれの画面に書いた百四面の図を狩野昌運(1637~1702)が描いたもの。原題は「筆耕園」で、黒田家が旧蔵していた同題の中国画の画帖(現在は東京国立博物館所蔵、国指定重要文化財)に拠って、制作したものであろう。ただし、両者に同じ図様はなく、描写も名を書かれた画家の描法を倣うというよりも、その画家の有名な主題を借りて描いたもので、描写はまったく江戸の狩野派のものである。本図により、元禄期の江戸の狩野派の中国画の学習の姿勢が見られることは貴重である。また、狩野昌運が黒田家の中国画の学習をしていたことが知られる点でも重要である。