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画像提供:福岡市美術館 / DNPartcom
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コレクションNo.
FAM4XBX101X1
作品No.
4-B-101
画像No.
4-B-101_1
作品名
塩竃松島図屏風
作家名
作者不詳
作家名欧文
Anonymous
分類
絵画
年代
江戸時代
材質・形状
紙本着色・屏風装
寸法
縦 185.0 横 488.6(各隻)
所蔵先
福岡市美術館
画像データ
86.4MB
解説
仙台の松島といえば、古くから名勝の地として知られ、江戸時代に入って物見遊山の風潮が高まると、訪れる人も多く、大変な賑わいをみせた。松島を描いた絵画作品としては、海中の島と波を大胆な構図でとらえた俵屋宗達や尾形光琳の屏風絵があり、また、土佐派にも大和絵の伝統的な名所絵の形式を踏襲した松島図がある。この屏風は、向かって右隻には瑞巌寺、左隻には塩釜神社が見え、そこに参詣する人々、沖に船を出して遊ぶ人々、桜の下で宴をひらく人々を克明に描き、活気にあふれた門前町の情景も生き生きと描写する。他の作品には例を見ないほど湾内の個性的な島々や各地の名所旧跡をもれなく拾い上げ、それぞれに名前を記すところなど、作者が実際に松島に取材したことを思わせる。制作年、作者とも不詳であるが、描かれた風俗から元禄年間に近い頃の制作と考えられる。