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作品詳細
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画像提供:福岡市美術館 / DNPartcom 撮影:山﨑信一
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コレクションNo.
FAM17XHAX369X1
作品No.
17-Ha-369
画像No.
17-Ha-369_1
作品名
青花菊文背面刻花雲龍文皿
作家名
ベトナム
分類
陶磁
材質・形状
磁器・皿
寸法
高さ4.8 口径18.0 高台径5.5 重さ400g 厚さ5.5mm
所蔵先
福岡市美術館
画像データ
2.3MB
解説
見込みに菊の折枝と唐草文帯を青花で表わし、裏面に刻花で龍を彫ったきわめて珍しい皿である。龍の刻花は白磁釉を掛けた後に刻んでおり、溝には釉薬が掛からず、胎土がむき出しになっている。表面はきわめて滑らかに成形されている。/施釉は白土で下地を整え、その上から透明釉を掛けており、口縁部および畳付を釉剥ぎとする。裾まわりは下地の白土掛けが厚く薄くおこなわれ、胎土の灰白色がまだらに透けて見える。釉の表面には細かい貫入が発達する。/胎土は灰白色の軟質の土を使用する。なお本器とほとんど同じ手の皿が富山美術館に所蔵されている。両者ともにフィリピンから近年日本に入ったものである。