作品詳細

コレクションNo.

FAM17XHAX343X2

作品No.

17-Ha-343

画像No.

17-Ha-343_2

 

 

作品名

白磁印花花文碗

 

 

作家名

ベトナム

 

 

分類

陶磁

材質・形状

磁器・碗

寸法

高さ5.6　口径14.8　高台径6.6　重さ250g　厚さ4.0mm

 

 

所蔵先

福岡市美術館

画像データ

1.8MB

解説

内部側面に陽刻の型押しで花文帯をめぐらした白磁碗である。文様は上辺を二条の細線で、下辺を一条の細線でくくる。腰部にわずかにふくらみをもたせ、口端は軽く端反りとする。高台は大振りであるが丈は低く、高台内の削りもきわめて浅い。削りは時計回転で行なう。／釉薬は白磁釉を薄く高台脇まで掛けるが、一部畳付を越えて高台内まで掛かっている。表面には細かい貫入が発達している。見込みに三個の目跡が残る。／胎土は灰色味を帯びた白い軟質の土を使用。／本器は、大阪城三の丸から出土した「白磁印花花文碗」や堺環濠都市遺跡出土の「白磁印花花文碗」（本巻「国内出土のベトナム陶磁」参照）などと酷似する特徴を持つ。