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作品詳細
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画像提供:福岡市美術館 / DNPartcom 撮影:山﨑信一
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コレクションNo.
FAM14XHAX46X1
作品No.
14-Ha-46
画像No.
14-Ha-46_1
作品名
藁灰釉撥高台茶碗
作家名
高取焼 内ヶ磯窯
分類
陶磁
年代
江戸時代
材質・形状
陶器・碗
寸法
口径13.3 高さ8.6 高台径6.5
所蔵先
福岡市美術館
画像データ
0.9MB
解説
本器は上野皿山本窯から出土した類似陶片資料により、同窯の製品であることが確かめられる。半筒形の器体に異様に大きい撥形の高台を付けているのが特徴である。白濁釉(藁灰釉)を腰下まで厚手に掛け、内側側壁には火間が生じている。異常に大きく高台を作るのは、呉器茶碗や割高台茶碗など桃山から江戸前期にかけて流行した高麗茶碗を意識した結果と思われる。上野焼の古い時期の作品によく見られる堅く直線的な造形感覚は、本器にも同様に見いだされ、また単味で使用されている藁灰釉の釉調も、初期の上野焼に特徴的な釉調を示している。