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作品詳細
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画像提供:福岡市美術館 / DNPartcom 撮影:山﨑信一
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コレクションNo.
FAM14XHAX161
作品No.
14-Ha-161
画像No.
14-Ha-161
作品名
瓢形耳付水指
作家名
高取焼 内ヶ磯窯
分類
陶磁
年代
江戸時代初期
材質・形状
陶器・壺
寸法
高さ16.3 口径12.0 胴径18.6 底径13.8
所蔵先
福岡市美術館
画像データ
1.3MB
解説
伊賀や備前、信楽の重ね餠水指と全く同形状同意匠の器形で、慶長後期から元和年間にかけて盛行したタイプの水指である。それらと異なるのは、胴に施された箆による面取の効果で、本器のような内ヶ磯窯の上手の茶陶に見られる常套手法として、轆轤による曲面の一部を、鋭利な刃物で切り取ったような平面を付加することにより、器表にコントラストを付けダイナミックな変化を生じさせる技法を用いている。また釉薬の鮮麗さと変化に富んだ華やかな表現力も、それら畿内周辺の茶陶とは異なって、高取焼が持っている大きな魅力といえよう。藁灰釉を内外にたっぷりと掛け、口部から鉄釉を掛け重ねているが、両釉の混じり合う部分の複雑微妙な窯変は見飽きぬ釉景を生じている。底には貝目跡が4ヶ所残っている。斜めに置いて焼成したらしく、下になる部分には内部には釉溜まりが生じ、外部には釉のくっつき跡が残っている。板起し紐輪積み叩き成形。内部に叩き成形の痕跡が明瞭に残る。平瀬露香旧蔵品である。