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作品詳細
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画像提供:福岡市美術館 / DNPartcom 撮影:山﨑信一
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コレクションNo.
FAM14XHAX138X1
作品No.
14-Ha-138
画像No.
14-Ha-138_1
作品名
斑釉透文手付台鉢
作家名
高取焼 内ヶ磯窯
分類
陶磁
年代
江戸時代
材質・形状
陶器・鉢
寸法
最大径26.1 高さ20.0 高台径13.0
所蔵先
福岡市美術館
画像データ
1.2MB
解説
上から見て木瓜形に変形させた胴部の立ち上がり面に、九曜文や笹文、丸・三角、瓢箪などの文様を透しで表わした手付き台鉢である。底には末広がりのやや丈高いものを付け高台で取り付け、把手は上面に二条の筋彫りを施した角板状のものを口縁から口縁に円弧を描いて渡している。釉薬は藁灰釉を全体にたっぷりと隈なく掛け、均一な焼き上がりで焼成しているが、藁灰釉特有の淡い黄褐色の窯変が全体に生じて味わい深い趣きを呈している。器の内外の表面にはおだやかな轆轤目が立ち、また器の大きさに比べて薄手に成形されているため、焼き歪みが見受けられるものの、それが却って変化に富んだダイナミックな造型と温雅な趣を一層顕著なものにしている。高台内は無釉とし、内側に本体との継ぎ目にあたる割れ目が巡っている。胎土は内ヶ磯窯製品でよく見かける粗い粒子を含んだざらっとした土を使用している。箱書きには萩焼とあるが、窯跡からの出土資料に基づき現在では高取焼内ヶ磯窯の製品としてまちがいのない作品である。類例のきわめて稀な器種である。