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作品詳細
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画像提供:福岡市美術館 / DNPartcom 撮影:山﨑信一
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コレクションNo.
FAM14XHAX136X2
作品No.
14-Ha-136
画像No.
14-Ha-136_2
作品名
掛分茶碗 「二」字銘
作家名
高取焼 内ヶ磯窯
分類
陶磁器
年代
江戸時代
材質・形状
陶器・碗
寸法
口径15.7 高さ7.3 高台径5.3
所蔵先
福岡市美術館
画像データ
1.5MB
解説
飴釉と藁灰釉とを掛け分けたやや大振りの茶碗である。融点の高い藁灰釉はやや生焼け気味にカセた風情を示すが、飴釉はなめらかに均一に焼き上がっている。器形は腰まわりに段をつけて直線的に挽き上げた茶碗で、見込みは広く作り、口辺をわずかに立ち上げて口あたりを良くしている。高取の茶碗では本器のような腰に段を付けて作る例を他に見ないが、茶溜まりを広くつくるための試みかもしれない。側面の藁灰釉には梅花皮が部分的に生じ、侘びた趣きをつくり出している。高台は丈低くがっちりと削り出し、高台内に箆先で「二」字を彫っている。また胎土はざらっとした粗い土を用いているものの、削り出し成形の後に軽く撫で丸みを帯びたつくりとしている。ざっくりとした視覚的効果と手触りを意図したものであろう。内ヶ磯窯に特徴的な技法と素材を使用している一方で、器形では他に例をみない珍しい茶碗である。