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作品詳細

クレジット表記
画像提供:福岡市美術館 / DNPartcom 撮影:山﨑信一
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コレクションNo.
FAM14XHAX125X1
作品No.
14-Ha-125
画像No.
14-Ha-125_1
 
 
作品名
綴目一重口水指
 
 
作家名
高取焼 内ヶ磯窯
 
 
分類
陶磁
年代
江戸時代初期
材質・形状
陶器・水指
寸法
高さ16.7 口径21.8
 
 
所蔵先
福岡市美術館
画像データ
1.4MB
解説
 胴全体を撫で三方に歪めた大振りの一重口の水指である。曲げ物写しの器形で、口部はタガをはめた様に帯状に厚く作り、正面には縦に綴じ目を陰刻線で表している。側面には粗く櫛目状の細線を巡らせ、総体に褐釉を掛けたうえから藁灰釉をすだれ状に流し掛けしている。底には糸切り跡が残り、周縁に貝目跡が6箇所認められる。高取焼水指の代表器種である一重口水指としては、釉薬が複雑な窯変を見せるものでなく、また施釉法も特に技巧的なものでもなく、最初期の一重口水指の作例の可能性が高い。貝を用いる目積法や全体を著しく歪める成形法など内ヶ磯窯の製品に共通する要素が認められる。