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作品詳細

クレジット表記
画像提供:福岡市美術館 / DNPartcom 撮影:山﨑信一
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コレクションNo.
FAM14XHAX121X1
作品No.
14-Ha-121
画像No.
14-Ha-121_1
 
 
作品名
荷葉蛙香合(黒田家伝来)
 
 
作家名
高取焼 大鋸谷窯  大休軒芳園作
 
 
分類
陶磁
年代
江戸時代
材質・形状
陶器・香合
寸法
高さ6.9 最大径5.5
 
 
所蔵先
福岡市美術館
画像データ
0.9MB
解説
 貞享年中に開窯し元禄17年の廃窯までのおよそ20年間活動した高取焼中期の窯の製品である。蓮の葉とその上に小さな蛙をあしらった香合で、全面に道化釉を掛けて焼き上げる。底には釘彫りで「芳園子/雕焉」と記され、『高取歴代記録』に高取焼の細工物を能くしたと記される大休軒芳園、本名・稲富喜左衛門の手になることが知られる。箱の蓋裏には「元禄五年出来/八郎」の墨書があり、大休軒芳園が作り高取八郎重房の窯で焼成したことがわかる。伝存する高取焼には置物や香合、香炉などの細工物が少なくないが、この香合はそれらの最も古い基準作としてきわめて重要な作品である。